1 on 1
おさらいですが「TRPG」は「テーブルトーク・ロール・プレイング・ゲーム」の頭文字です。アナログゲームであり、1人の進行役(キーパー)と1 人以上の探索者に分かれて、会話をしながらゲームを進めていきます。
前回までは「第1章 ソロシナリオ 一人炎に立ち向かう」について考察しました。本章は1から270に分かれた文書が進行役となり、その読み手が探索者となることで、1人でプレイすることが出来ます。
今回からは「第3章 シナリオ」にある「ペーパー・チェイス」について考察します。本シナリオは、1人の進行役と1人の探索者に分かれる、いわゆる「1 on 1」と呼ばれるプレイ形式を採っています。そして、この「1 on 1」を何とか1人でプレイする方法、つまりソロシナリオ化することについて考察してみました。
この考察をすることで、ルールを詳細に理解できるようになることは当然ながら、クトゥルフ神話への造詣も深まりますので、お試しください。
「ペーパー・チェイス」(序盤から中盤)
もちろん1人で進行役と探索者の二役をやるわけなので、無理がある部分は大いにありますが、ロール時のハラハラドキドキ感等は失われることはありません。また、人間は忘れやすいということも大いに役立ちます。
ネタバレにならないように「新クトウルフ神話TRPGスタートセット」のページ番号を参照する形で序盤から中盤のソロシナリオ化の説明します。