5周でも全て網羅したわけではない

 ソロシナリオは1番から270番までのセクションで構成されており、5周プレイすれば、ほぼ網羅していると思い、ソロシナリオを順番に読んだところ、身に覚えがないセクションが結構ありました。
 このことから、序盤しか浄書していない選択肢を全て網羅したフローチャートを最後まで完成させる必要があると勝手に思い込み、中盤以降、頑張ってみました。
 しかし、分岐点が多く、どうまとめていいいかわからなくなり、挫折しました。下図は挫折直後の中盤の手書きのフローチャートです。前の投稿でも紹介した浄書を途中であきらめた終盤フローチャートも再掲します。これを見て、その時の私の気持ちを察してください。

中盤終盤
中盤終盤

ソロシナリオを終えて

 以上でソロシナリオに関する考察を終わります。本来の目的はゲームを通してクトゥルフ神話の魅力を伝えることでしたが、今回はその目的を達成していません。
 ただ、ソロシナリオを通して、TRPGを面白さを知っていただければ、その背景にあるクトゥルフ神話の世界観にも興味を持ってくれるものと信じています。
 次に投稿する際は、1人の進行役(キーパー)と1人の探索者に分かれる、いわゆる「1 on 1」と呼ばれるプレイ形式について、書きたいと思います。