DBユーザがリモートでDBに接続してテーブル等の作成ができるまでの流れ
先の投稿で、勉強方法は参考資料であるOSS教科書 OSS-DB SilverVer.3.0対応(株式会社翔泳社)を繰り返し読み込む等と記載しましたが、最初の読み始めが一番きついことは皆様も経験があると思います。
前回の投稿のとおり、無事にインストールが完了して、DBクラスタが存在しても、これまで勉強してきた表(テーブル)やインデックスはどこに作成するのか、その作成場所はどうやって構築するのか等が最初の関門となります。
そこで、以下のとおり、テーブルを作成することができるまでの簡単な流れを説明します。
項 目 | 説 明 |
スーパーユーザの自動作成 | ●PostgreSQLをインストール後にデフォルトで作成される管理ユーザは、DBクラスタ内のDBに対して、当然、全権権を持つため、DBに対しては、スーパーユーザとなる。 ●つまり「DBクラスタの管理ユーザ」=「DBクラスタ内のDBのスーパーユーザ」であるが、同じ名前が嫌なら、管理ユーザはスーパーユーザに別名を付けることができる。 |
DBユーザの作成及び削除 | ●スーパーユーザ又はスーパーユーザにcreateuser –createroleコマンド等によってユーザ作成権限を与えられたユーザは、createuserコマンド等によってDBクラスタで一意のDBユーザを作成又dropuserコマンド等によって削除することができる。 |
DBの作成 | ●スーパーユーザ又はスーパーユーザにcreateuser –createdbコマンド等によってDB作成権限を与えられたユーザは、DBを作成することができる。 |
DBの削除 | ●スーパーユーザ又はDBの所有者(作成者は所有者であることは当然として、スーパーユーザは、createdb –owner=ユーザ名等のコマンドでDB作成者以外のユーザを所有者に指定できる)は、DBを削除(dropdbコマンド等)することができる。 |
テーブルの作成 | ●上記で作成されたDBユーザは、psqlコマンドを使用して、アクセスが許可されたDBへ接続することができる。そして、DB内にデフォルトで存在するpublicスキーマ(名前空間)内に、CREATE TABLE文を使用してテーブルを作成することができる。 ●そのDBユーザは、作成者権限でGRANT文で他のDBユーザに対してアクセス権限を付与することができる。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー© 2025 spine-team.com |