ストーリを創作する上での約束事
本ゲームの特徴を反映するために、ストーリを創作する上での約束事を以下のとおり決めました。
①カード１枚ごとにストーリを創作する。
②次のカードのストーリを創作する前に、現在のカードのストーリの中に連結条件（操作スキル）を満たす文章を盛り込む。
③上記①及び②を満たした上でシームレスなストーリを創作する。
第１章：犠牲者カード（ウォルター・ギルマン）：連結条件（面談又は監視）
ミスカトニック大学の学生のウォルター・ギルマンは、下宿先であるアパートの屋根裏部屋で遺体となって発見された。死因はネズミの様な生き物に心臓を食い荒らされたためであることが、体に残された無数の歯形から推測された。
この怪事件に対して警察は、秘密裏に、私立探偵である私（ニャンテップ）に捜査協力を依頼してきた。その依頼を受けた私は、屋根裏部屋の捜索は警察に任せて、アパートの周辺を歩き回りながら監視していた。
第２章：鍵カード（壁の中でひっかく音）：連結条件（監視）
監視を開始してから約１時間後、日も沈みかけ始めたところ、一匹の猿の様な生き物が、アパートの屋根裏部屋に入っていく様子が見えた。警察は既に引き上げており、急いで屋根裏部屋に行くと、壁の中でひっかく音を聞いた。
壁を壊して調べようと思ったが、私に気づいたのか、ひっかく音が止み、サルの様な生き物かどうかわからない何かが、再び外に出ていくような音がしたので、私も急いで外に出て、追いかけたが、見失ってしまった。仕方なく、見失った周辺を監視することにした。