Python惨敗の現実
前回の投稿では、基本情報技術者試験(FE)の午後試験の得点が不明なため、合否も不明と嘆いていましたが、そもそも正答率が全て7割以上であるならば、それほど悩まずに済むはずなのです。しかし、問9の「ソフトウエア開発(Python)」の正答率が驚愕の12%だったからこそ、合格ラインの得点付近を漂う結果になっているのです。
Python惨敗の原因
早い時期からPythonの勉強をして、更に「Python3 エンジニア認定基礎試験」と「Python3 エンジニア認定データ分析試験」に合格しているにもかかわらず、正答率が12%であった原因(いいわけ)は以下のとおりです。
① | CBT(Computer Based Testing)は、目線の高さにあるPC画面を見続けながら解答する。それを午前試験の120分間やり続けることは、50歳を過ぎた私にとって過酷であり、目の疲れ、首の疲れ、腰の疲れ等が蓄積されていき、45分間の昼休みで回復しなかった。 |
② | 午後試験が開始されてから約110分後、最終問題である問9「ソフトウエア開発(Python)」に到達した時には、目の疲れ、首の疲れ、腰の疲れ等が限界に達して、頭痛や目のかすみがひどくなっていった。 |
③ | 上記②の症状を回復するために、約20分間、目を閉じて完全に休憩をとったため、残り時間は約20分しかなく、解答済みの問題の見直しを優先させた。 |
④ | 上記③の結果、問9に取り掛かった時には残り時間は5分を切っていたため、最初の方の問題を2問解答して試験が終了した。 |
試験結果
とにかく、合否は令和3年2月下旬まで誰にもわからないので、応用情報技術者試験(AP)の勉強をFE試験の翌日の1月6日から再開しました。時間が経過するに連れて、APの過去問を解く時間が増えて、FEの合否のことは気にならなくなりました。
つまり、FEの合否に関係なくAPは受験するという気持ちになっていました。幸い情報セキュリティマネジメント試験(SG)は合格してレベル2はクリアしているため、APを受けても自分的に恥ずかしくないと思ったからです。
そして突然、令和3年2月12日に独立行政法人情報処理推進機構(IPA)のHPに以下の通知が掲載され、前回の投稿で算出した方法が正しいということで、午後試験の得点は63点であり、合格が確定しました。おそらく、私と同じ悩みの人が大勢いて、IPAに問い合わせたため、通知を出さざるを得なかったと推測されます。
引用元:topic_20210212.pdf (ipa.go.jp)
https://www.jitec.ipa.go.jp/1_00topic/topic_20210212.pdf
所感
結果的に問9「ソフトウエア開発(Python)」の低すぎる正答率を他の問題でカバーできたため、かろうじて合格しましたが、情けない限りです。加齢を甘く見てはいけないということです。APは会場集合型のアナログ筆記試験なのでCBTと同じ失敗はないと思います。
また、万全な状態で問9に挑めば解答できたのかというと、問題が非公開なので、真相は闇の中です。最後にFEの合格証書を掲載します。