タイトルやパッケージ等からの印象
2018年にアークライト社から発売された「アーカム・ノアール 事件簿1 魔女教団の殺人」を通してクトゥルフ神話の面白さを引き出したいと思います。
本ゲームは、ラブクラフトによる「魔女の家の夢」「戸口にあらわれたもの」「名状しがたいもの」の3作品がベースということです。
タイトルが「魔女教団の殺人」ということで「魔女の家の夢」を中心に残りの2つの作品を絡み合わせたストーリであることが想像され、とても楽しみです。
原作では「魔女の家の夢」のラスボスは魔女である「ケザイア・メイスン」、そして「戸口にあらわれたもの」のラスボスは妖術師である「エフレイム・ウエイト」、そして「名状しがたいもの」のラスボスは正体不明の「名状しがたいもの」ですが、これらが敵同士なのか、それとも昔の東映まんがまつりの「マジンガーZ対デビルマン」のように共闘するのか、共闘する場合の敵は人類なのか等、楽しみは尽きません。
序盤の大雑把なルール
最初に場に置くカードは、ランダムに選んだ2枚の犠牲者カードであり、下表のとおり、合計6人の犠牲者が設定されています。「戸口にあらわれたもの」の犠牲者として「エドワード」は当然として、「アセナス」も犠牲者側ということは、やはり「エフレイム」はラスボスなのかと想像してしまいます。
作品名 | 犠牲者 |
魔女の家の夢 | 「ウォルター・ギルマン」、「フランク・エルウッド」、「ラディスラス・ヴォレイコ」 |
戸口にあらわれたもの | 「アセナス・ウエイト」、「エドワード・ピックマン・ダービィ」 |
名状しがたいもの | 「ジョエル・マントン」 |
細かいルールは、本ブログでは割愛しますが、大雑把なルールを紹介すると、下図に示すとおり、最初に場に置いた犠牲者カードに対して、連結できる「手がかりカード」は「捜査スキル」が同じであればよく、作品が異なろうとも、ストーリが前後しようとも、構わず連結できるのです。